“狂言綺語”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうげんきご66.7%
きょうげんきぎょ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
というのは、この老尼は修行のために、ここに静処を求めたのではなく、狂言綺語きょうげんきごの閑居を楽しまんとする人であったからでしょう。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「諸法実相の理を按ずるに、かの狂言綺語きょうげんきごの戯、かへりて讃仏乗の縁なり」とする思想は、単に『十訓抄じっきんしょう』の著者(「はすうてなを西土の雲に望む翁」)
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
第一、それでは寺法が許すまい。狂言綺語きょうげんきぎょといって、文字のあやでさえもよしとはしない仏弟子が、進んで芝居をやり出そうとは思われぬ。
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)