熨斗ひのし)” の例文
自分の関係した事じゃないといった風に熨斗ひのしを動かしていた細君は、手を休めずにこういった。——
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
消えかかった炭を熨斗ひのしから火鉢ひばちへ移す音がその間に聞こえた。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)