“煩悶（わづらひ）” の例文
ロレ　冥加（みゃうが）あらせたまへ！　誰（た）れぢゃ、此（この）早朝（さうてう）に、なつかしい其（その）聲音（こわね）は？　ほう、若（わか）い癖（くせ）に早起（はやおき）は、心（こゝろ）に煩悶（わづらひ）のある證據（しょうこ）ぢゃ。
ロミオとヂュリエット：03 ロミオとヂュリエット (旧字旧仮名) ／ ウィリアム・シェークスピア(著)
煩悶（わづらひ）の壁（かべ）に惱（なや）めど
海潮音 (旧字旧仮名) ／ 上田敏(著)
こりゃ何（なに）か煩悶（わづらひ）が無（な）うてはならぬ。
ロミオとヂュリエット：03 ロミオとヂュリエット (旧字旧仮名) ／ ウィリアム・シェークスピア(著)
煩悶（わづらひ）の壁に悩めど
海潮音 (新字旧仮名) ／ 上田敏(著)