“無味乾燥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むみかんそう66.7%
むみかんさう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしは話が不得手ふえてなほうですから、無味乾燥むみかんそうなあっけない話になるか、それともだらしない調子はずれな話になるか、そのどっちかです。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
無味乾燥むみかんそう」「不愉快な響き」といった無責任な批評で片づけられ、それから三十年の後、ダルベアによって演奏され、最初の熱烈な喝采かっさいを浴びるまで
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
それをまもつくのは至極しごく結構けつかうでありますが、如何いかにせん無味乾燥むみかんさうなる一ぺん規則きそくでは銘々めい/\好都合かうつがふわからず、他人たにんから命令めいれいされたことのやうにおもはれて、往々わう/\規則きそく忽諸こつしよにするのふうがある。
女教邇言 (旧字旧仮名) / 津田梅子(著)