“炯々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいけい84.4%
けい/\12.5%
らんらん3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やや肉落ちて瀟洒しょうしゃたる姿ではあるが、その炯々けいけいたる瞳はほとんど怪しきまでに鋭い力を放って、精悍の気眉宇の間に溢れて見えた。
忠直卿行状記 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
車上には山賊四人を縛して載せたるが、その眼は猛獸の如く、炯々けい/\として人を射る。瞳黒くかほ美しきカラブリア人あり。銃を負ひて、車の兩邊を騎行せり。
この機会にじょうじて、金博士の最近の発明兵器を調べておいてやろうと、たちまちチーア卿は先祖から継承の海賊眼かいぞくまなこ炯々らんらんと輝かし、そこらをごそごそやりだしたことである。