漢方かんぱう)” の例文
浪花節かたりは、『せめて生薑の一へげも』といふことをうたふ。その度ごとに僕は父の痰のことを追憶した。医学を学んでから僕は漢方かんぱうまたは民間医方いはうに興味をもつたこともある。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)