“滑石（タルク）” の例文

欄干の電燈の丸い笠は滑石（タルク）の光澤で紫色に淀んで居る。その下を兵隊が通る。自動車、人力、荷車、田舍娘の一群が通る。合乘に二人乘つた舞子の髷が見える。

京阪聞見録 (旧字旧仮名) ／ 木下杢太郎(著)

“滑石”の意味

《名詞》

含水珪酸マグネシウムを含む柔らかく蠟のような鉱物。
(出典:Wiktionary)

“滑石”の解説

滑石（かっせき、en: talc、タルク）は、珪酸塩鉱物の一種でフィロケイ酸塩鉱物に分類される鉱物。あるいはこの鉱物を主成分とする岩石の名称。世界的にはタルク（talc）のほか、ステアタイト（凍石）、ソープストーン（石鹸石）、フレンチチョーク、ラバとも呼ばれることもある。
(出典:Wikipedia)

滑	常用漢字 中学 部首:⽔ 13画
石	常用漢字 小１ 部首:⽯ 5画