“深雪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みゆき95.2%
しんせつ4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
除くためにあきらめるといってやったけれど、私にはどうしてもあきらめられない、私は朝顔日記の深雪みゆきや、袖萩のような強い恋を
青春の息の痕 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
思へば六とせそのかみに、たへ御法みのりををさめんと、わが故郷ふるさとを後にして、深雪みゆきの山に旅寝たびねして、ボウダの国に入りにしが、今また雪の山に来て
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
低い丘陵の中に深雪しんせつに埋れて冬を過ぎて行くA村のさまは、その手紙を貰つて五六日経つた後にも、猶ほをり/\Kの頭に思ひ出された。
田舎からの手紙 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)