“深山鳥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みやま66.7%
みやまどり33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つぐみひは獦子鳥あとり深山鳥みやま頬白ほゝじろ山雀やまがら四十雀しじふから——とてもかぞへつくすことが出來できません。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
秋深く木の実の熟するころにでもなると、幾百幾千のつぐみ獦子鳥あとり深山鳥みやま、その他の小鳥の群れが美濃方面から木曾の森林地帯をさして、夜明け方の空を急ぐのもその十曲峠だ。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
石まろぶ音にまじりて深山鳥みやまどり大雨たいうのなかを啼くがわびしさ
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)