“淡水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まみづ60.0%
たんすい20.0%
まみず20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爺さんは水洟みづはなと一緒くたに涙をすゝり込むだ。涙も水洟も目高めだかの泳いでゐる淡水まみづのやうに味が無かつた。
玉露ぎょくろに至ってはこまやかなる事、淡水たんすいきょうを脱して、あごを疲らすほどのかたさを知らず。結構な飲料である。眠られぬと訴うるものあらば、眠らぬも、茶を用いよと勧めたい。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
淡水まみず——すなわちオー・ドゥスで採れたのもあって、これなら採集に涙はいりません。