“浮塵子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うんか87.5%
ふじんし12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
越前国池田地方は山間の僻郷へききょうであるが、先年、日清戦役後、浮塵子うんかが発生して、ほとんど収穫皆無のことがあった。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
それから浮塵子うんか根切虫ねきりむしだが、そんねえな無益物やくざものの昆虫学とやらの名前も覚えなくつちやなりますめえ。
また米を得るためには無数の浮塵子ふじんし(うんかのこと)をみなごろしにせねばならず、単に薔薇の花を賞玩するためのみにも数万の蚜虫あぶらむしを殺戮せねばならぬ