“沙蚕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごかい75.0%
ごかひ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この汚い溝（どぶ）のような沼地を掘返しながら折々は沙蚕（ごかい）取りが手桶（ておけ）を下げて沙蚕を取っている事がある。
日和下駄：一名　東京散策記 (新字新仮名) ／ 永井荷風(著)
さて、小出し桶に受取りし餌を摘み取り、糸女、沙蚕（ごかい）三十筋ばかりと、袋餌数筋を刺す。
大利根の大物釣 (新字新仮名) ／ 石井研堂(著)
この汚（きたな）い溝（どぶ）のやうな沼地（ぬまち）を掘返しながら折々（をり／＼）は沙蚕（ごかひ）取りが手桶を下げて沙蚕（ごかひ）を取つてゐる事がある。
水　附渡船 (新字旧仮名) ／ 永井荷風(著)