“永良部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えらぶ50.0%
エラブ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっと驚く変化は、奄美大島あまみおおしま古仁屋こにやでダマクラ、名瀬なぜでカマクラ、それからもう一つ変って隣の永良部えらぶ島ではハマクラ、喜界きかい島ではマンカとまでなっている。
譬へば、鱶・海亀・鮪・儒艮ザン・犬・永良部エラブ鰻の様な物に対して、厳重な禁制が保たれて居るのである。さうして其理由を、祖先が其動物に助けられたから、又は祖先其物だから、と言うたりして居る。
信太妻の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)