“永山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ながやま75.0%
ナガヤマ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昇の家の角を曲つて、大通りの散策地が、近頃出來あがつた永山ながやま將軍の銅像だけをむき出しにして、地べた一面白くなつて、枯芝一つも見せない路傍を、東に進んだ。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
永山ながやま比布ぴつぷ蘭留らんると、眺望ながめは次第に淋しくなる。紫蘇しそともつかず、麻でも無いものを苅つて畑に乾してあるのを、車中の甲乙たれかれが評議して居たが、薄荷はつかだと丙が説明した。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
宗谷ソーヤ線が永山ナガヤマ駅を出て石狩川イシカリガワを渡り、比布川ピップガワに沿うて北上する川口の所に、比布川に沿うて細長いト゚ッショという山があって、この山に一つの洞穴があるが