毘舎離国びしゃりこく)” の例文
出家功徳経のはなしは今、釈尊しゃくそんが、毘舎離国びしゃりこくに入って、弟子の阿難あなんと共に、その国の王子の生活ぶりをながめて、嘆いている——という例話に入っていた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)