“橋畔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうはん80.0%
けうはん10.0%
キョウハン10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浜方はまかた魚場いさば気分と、新設された外人居留地という、特種の部落を控えて、築地橋橋畔きょうはんの両岸は、三味線の響き、いきうちが並んでいた。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
兩國といへばにぎわしきところと聞ゆれどこゝ二洲橋畔けうはんのやゝ上手かみて御藏みくら橋近く、一代のとみひろき庭廣き家々もみちこほるゝ富人ふうじんの構えと、昔のおもかげ殘る武家の邸つゞきとの片側町かたかはまち
うづみ火 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
ハバカリナガラ正月中七日マデノ間、五条橋畔キョウハンマデ、御返答高札下サルベク候
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)