“榛原郡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はいばらごほり50.0%
はへばらごほり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一本多長門守領分遠州榛原郡はいばらごほり水呑村百姓九郎兵衞同人さいふか右兩人願ひ上奉つり候當村名主九助儀は私しどもをひに御座候に付私し娘里儀を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
持ちながら跪踞つまだち其方儀は願書のおもてある通り當國島田の藤八と申者か又夫なる女はと問に藤八ハツと答へ是は私が養女節と申者にて遠州榛原郡はいばらごほり相良領さがらりやう水呑村九助妻なりと申立れば縫殿頭殿是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
當所評定ひやうぢやう落着日らくちやくびに付役人共町役所に相詰あひつめ居るによりぢきに役所へ御出有てしかるべしと申にぞ小左衞門承知なし町役所へと急ぎ行やがて遠州榛原郡はへばらごほり相良さがらの城下根來ねごろ町役所へ横着よこづけ乘込のりこみたりされば詰合の役人共大いに驚き何事やらんと早速尋ぬるに諸國巡見使松平縫殿頭ぬひのかみ使者牧野小左衞門なりと云ながら駕籠より立出刀引提ひきさげ役所の上座へとほりければ諸役人下座へ引下り一同平伏へいふくす時に小左衞門重役衆と聲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)