楽浪丸らくろうまる)” の例文
下関の桟橋へ着いた七千トン級の関釜かんぷ連絡船、楽浪丸らくろうまるの一等船室から一人の見窄みすぼらしい西洋人がヒョロヒョロと出て来た。
人間レコード (新字新仮名) / 夢野久作(著)