“楣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なげし50.0%
はり25.0%
まぐさ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巴里の北の町はずれ、ラ・ヴィエットの市門ポルトからプウル・ヌーヴのほうへ行く町角に、なげしにニスで「洪牙利亜兵ロングロア・ヴェール」と書きつけた、安手な一品料理店プラ・ド・ジュールがある。
犂氏の友情 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
飛び越えたり、はりの上から師匠の前に飛び降りたり、左うかと思ふと梯子の上から敵の首の上に恰度肩車になるやうに飛び降りて絞め殺してしまふやうなこともあるし……
天狗洞食客記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
まぐさの上にとまっていましたが、二、三度羽ばたきをしたかと思うと、ついと家の外へ飛び出してしまいました。
艸木虫魚 (新字新仮名) / 薄田泣菫(著)