棉実わたのみ)” の例文
木棉畑のいいところを少し残して置いてみなと、所々へ一反ぐらいずつ木棉畑を残させてみますと、秋になって棉実わたのみが一つも結ばないのでなるほどと、はじめて感心したそうでございます。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)