“栄枯盛衰”の読み方と例文
旧字:榮枯盛衰
読み方割合
えいこせいすい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ながあいだ自然しぜん栄枯盛衰えいこせいすいてきた、偉大いだいははである太陽たいようは、まちけて焦土しょうどとなったそのから、した見下みおろして、こういいました。
春はよみがえる (新字新仮名) / 小川未明(著)
有王 (俊寛を支えあわれみにえざるごとく)お気をたしかに! 栄枯盛衰えいこせいすいは人間の力にはかりがたき天のさだめでございます。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
母の病気のために、久しく郷里に帰っていた侍従介じじゅうのすけも、やがて、帰ってきたが、わずかな間に激変した都のさまや、人間の栄枯盛衰えいこせいすいにおどろいて
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)