なかなかに耳にもつぱらなるこそ正覚しょうがくのたよりなるべけれ、いざいざと筆をはしらしわずかにその綱目ばかりをげてこれを松風会諸子しょうふうかいしょしにいたす。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)