“本者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほんは50.0%
ほんもの50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「今日迄両三輩づゝ朝夕書林も参候所、手に取てみる様なる本者ほんは一冊といへ共無之候。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
所がたび重なればあらわれるのことわざれず、る日、本者ほんものが来た。サア此方こっちは何ともわれないだろう、詐欺だから、役人を偽造したのだから。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)