この三四の番屋と申しますのは本材木町ほんざいもくちょう三四丁目の町番屋にて、この番屋には二階があって常の自身番とは違い、余程厳しく出来て居ります。
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)