有年川うねがわ)” の例文
「では、船坂峠からわずか二里余のさきではないか。山路の上、有年川うねがわを越える難儀もあるが、朝立てば、やがて早や播州側の登り道へさしかかっているはず、こうしてはいられまい」
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「はや有年川うねがわを渡り、鯰峠の東谷から登りへかかっておる様子」
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)