“曉方”のいろいろな読み方と例文
新字:暁方
読み方割合
あけがた96.4%
あかつきがた3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曉方あけがたからの雨はひる少し過ぎにあがつた。庭は飛石だけ先づ乾いて、子供等の散らかした草花が生々としてゐる。池には鯉が跳ねる。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
今朝も曉方あけがたに歸つて來て、物置の梯子はしごから屋根へ飛付き、格子を外してそつと入つた事を話して了つた方が宜くはありませんか
曉方あかつきがたわづかにとろりとしつゝがさめた。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)