“暖衣飽食”の読み方と例文
読み方割合
だんいほうしょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
国を憂いて痩躯そうくを削り、その赤心も病みわずらうばかり日々夜々の戦いに苦闘しつつあった古人を、後世のご苦労なしの文人や理論家が、暖衣飽食だんいほうしょくしながら是々非々ぜぜひひ論じたところで
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一命をたすけられたうえ、何もせず、暖衣飽食だんいほうしょくにあまえているのは心苦しい。宣賛せんさん郝思文かくしぶんと共に、先鋒せんぽうをうけたまわって、再度の北京攻めには、ぜひ一ト働きいたしたい、と。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)