晴曇せいどん)” の例文
六月朔日ついたち以降、二日も三日も、京都及び近畿地方はほとんど晴天で、照りつける暑さだったが、中国地方の気象きしょうは、概して晴曇せいどん半ばしていた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天相てんそう晴曇せいどんによって、海の色や山のたたずまいも変るように、一定したものがあるわけでなく、帰すところ、相拠あいよれる生命群が、相拠れる一方の生命群にたいし
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)