“明暗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めいあん70.0%
あけぐれ20.0%
キャロスキュロ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大江山隊長を先頭に、大辻珍探偵をビリッコに、一行十一勇士は勇ましくも土竜もぐらのように(というと変だが)、明暗めいあんもわからぬ地中にもぐりこんだ。
地中魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)
高き屋に光射し滿つ我が丘を明暗あけぐれの谷のまちぞとどろく
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
日光と雲との明暗キャロスキュロにいろどられた雪の重なりには、熱愛をもって見きわめようと努める人々にのみ説き明かされるたっといなぞが潜めてあった。
生まれいずる悩み (新字新仮名) / 有島武郎(著)