新仁和賀しんにわか)” の例文
春は桜のにぎわひよりかけて、なき玉菊が燈籠とうろうの頃、つづいて秋の新仁和賀しんにわかには十分間に車の飛ぶ事この通りのみにて七十五りようと数へしも、二の替りさへいつしか過ぎて
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
なき玉菊たまぎくが燈籠の頃、つづいて秋の新仁和賀しんにわかには十分間に車の飛ぶことこの通りのみにて七十五りょうと数へしも、二の替りさへいつしか過ぎて、赤蜻蛉あかとんぼう田圃に乱るれば、横堀にうずらなく頃もちかづきぬ。
里の今昔 (新字新仮名) / 永井荷風(著)