打切棒ぶつきらぼう)” の例文
靜子が家へ歸ると、信吾は待ち構へてゐたといふ風に自分の室へ呼んで、そして、何か怒つてる樣な打切棒ぶつきらぼうな語調で智惠子の事を訊いた。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
静子がうちへ帰ると、信吾は待ち構へてゐたといふ風に自分の室へ呼んで、そして、何か怒つてる様な打切棒ぶつきらぼう語調てうしで、智恵子の事を訊いた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)