“悪口雑言”のいろいろな読み方と例文
旧字:惡口雜言
読み方割合
あっこうぞうごん90.9%
あくこうぞうごん9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あげくのはてが、永井荷風ながいかふう先生、宇野浩二先生、瀧井孝作たきいこうさく先生方を始め悪口雑言あっこうぞうごん無礼妄言ぶれいもうげんの数々、性来のオッチョコチョイで仕方がない。
インチキ文学ボクメツ雑談 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
ちゅうちゅうきながら、またほかへ行って止まる。二人の猟師はち上がる。兄貴のフェリックスは、それに悪口雑言あっこうぞうごんを浴びせかける。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
今でも決して忘れは致しませんが、……三人が客間に落ち会いました時……そのドーブレクが恋の遺恨から吐き出しました悪口雑言あくこうぞうごん、あの凄い声は今だに私の耳に残っております。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)