恬退てんたい)” の例文
この時必ず禍敗を取るなり。禍敗の後、人を謝し学を修め一箇恬退てんたいの人となりたまわば、十年の後必ず大忠を立つる日あらん。極々ごくごく不幸にても一不朽の人となるべし。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)