タノ)” の例文
ミコトノリシテ夏侯淵ニコレヲ知ラシム。オヨソ将タルモノハ、マサニ剛柔ヲ以テ相済アイスクウベク、イタズラニソノ勇ヲノミタノムベカラズ。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
タノむ所の深い此あて人は、庭の風景の、目立つた個處々々を指摘しながら、其據る所を、日本ヤマト漢土モロコシに渉つて説明した。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
タノむ所の深い此あて人は、庭の風景の、目立つた個處々々を指摘しながら、其據る所を、日本ヤマト漢土モロコシに渉つて説明した。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
民政ノ要ハ、寡欲クワヨク公平ニアリ。——北条氏モ中興ノシユハ、自ラ質粗ト武朴ブボクヲ守リ、官ハ従四位ヨリ以上ヲ望マズ、領ハ武蔵、相模ノ二国ニ限リ、唯、努メテ北人固有ノ剛健ニタノム。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
タノむ所の深い此あて人は、庭の風景の、目立つた個処々々を指摘しながら、其拠ソノヨる所を、日本ヤマト漢土モロコシワタつて説明した。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
こんな事をくり返して居る間に、刀自たちにも、自分らのタノむ知識に対する、単純な自覚が出て来た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)