“御饌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごぜん50.0%
みけ25.0%
ミケ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっしょに散歩をする、御饌ごぜんをたべる、まるで御嫁さんのようになった。とうとう御母さんが浩さんの日記を出して見せた。
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
いよいよ丑の上刻となれば、露払い、御弓箭おゆみや大幡おおはた御楯みたて神馬じんめ、神主を先頭に禰宜、巫、神人。そのあとに八基の御神輿ごしんよ御饌みけ、長持。氏子総代に産子うぶこ三十人。
顎十郎捕物帳:23 猫眼の男 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
御饌ミケクニ 野島の海部アマの船にしあるらし(万葉巻六)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)