“御門”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごもん43.9%
みかど43.9%
ミカド9.8%
おかど2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もらひしにも勝る嬉しさ喜ばしさ何れも怪我けがなき一同は打連うちつれ御門ごもんを出にけり斯て元益は音羽町へ立歸り我家を終了しまひて母の方へ同居なし醫業いげふ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
でも、大伴と言うお名は、御門みかど御垣みかきと、関係深いとなえだ、と承って居ります。大伴家からして、門垣を今様にする事になって御覧ごろうじませ。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
乃ち其道に乗りて、出でましなば、魚鱗のごと造れる宮、それ海神の宮なり。其神の御門ミカドに到りましなば、傍の井の上に湯津香木あらん。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
「わはは。何じゃい何じゃい。今愉快の最中じゃ。当道場には稚児ちごの剣法のお対手仕る酔狂者はいち人もござらぬわ。御門おかど違いじゃ。二三年経ってから参らッしゃい」