御落去ごらっきょ)” の例文
主上には叡山えいざん御落去ごらっきょあるぞ! ——と声大きく触れ出された瞬間からの光景といってはもうかたな騒ぎではない。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「このさい、さながら御落去ごらっきょのようでは、いやがうえ、士気を沮喪そそうさせましょう」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかも、このたびのことは、後醍醐のきみの、御意ぎょいのままに出たことで、以後の責任はわれらにはない。一に自然のうんであり御落去ごらっきょであり、憂いは憂いだが、また、吉事きちじともいえるだろう
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「宮々御落去ごらっきょ
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)