“御祖母様”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おばばさま50.0%
おばあさま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御祖母様（おばばさま）が雨がふっても風がふいても毎日毎日一日もかかさず御しゃか様へ御詣（おまいり）を遊ばす御百度（おひゃくど）をなされ御父様の御病気一日も早く御全快を
思い出す事など (新字新仮名) ／ 夏目漱石(著)
余は日記の一頁（ページ）を寝ながら割（さ）いて、それに、留守の中（うち）はおとなしく御祖母様（おばばさま）の云う事を聞かなくてはいけない、今についでのあった時修善寺（しゅぜんじ）の御土産（おみやげ）を届けてやるからと書いて
思い出す事など (新字新仮名) ／ 夏目漱石(著)
御祖母様（おばあさま）は一つでもこれを御忘れなさるということはなかったので、其他にも大黒様だの何だのがあるので、如何な日でも私が遣らなくてはならない務めは随分なものであった。
少年時代 (新字新仮名) ／ 幸田露伴(著)