御死骸おなきがら)” の例文
ある琵琶法師びわほうしが語ったのを聞けば、俊寛様は御歎きの余り、岩に頭を打ちつけて、くるじにをなすってしまうし、わたしはその御死骸おなきがらを肩に、身を投げて死んでしまったなどと
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)