御息所ミヤスドコロ)” の例文
かの六条の御息所ミヤスドコロの恐怖などは、啻に道徳上の責任を思つた為のみではなかつたので、寧、我魂魄に対する二元的の感情であつたかと思ふのである。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)