“御心地”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おこころもち50.0%
おんこゝち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奥様は熟々つくづくれて、顔に手を当てておいでなさいました——まあ、どんな御心地おこころもちがその時奥様の御胸の中を往たり来たりしたものか、私には量りかねましたのです。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
いかにとまをせば彼等かれら早朝まだきときさだめて、ちよ/\と囀出さへづりいだすをしほ御寢室ごしんしついでさせたまはむには自然しぜん御眠氣おねむけもあらせられず、御心地おんこゝちよろしかるべし
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)