引地ひきち)” の例文
一旦開発せられて人家二十三戸、石高こくだか五十五石の検地まですんでいたのに、鼠があまり多く農作を不可能にしたために、引地ひきちすなわち村を撤回したということが、岩国藩の旧記にしるされていて
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)