度数かず)” の例文
逢った度数かずで申そうなら七、八遍というところ。お互に気心が知れ合って、すっかり打解うちとけながら、まだどこやらに遠慮があって、お互にわるく思われまい。
あぢさゐ (新字新仮名) / 永井荷風(著)