平相国へいそうこく)” の例文
この朝、生まれ出た男の子が、後、平家の世盛りには、灯籠とうろう大臣おとどとも、小松内府ともいわれた平相国へいそうこくの嫡男、平ノ重盛であったが——時にまだ二十一歳の若い父親は、産屋をまもる人びとから
今朝も、鹿ししたにの会合の発頭人は誰だということで、俊寛は成経とかなり激しい口論をした。成経は、真の発頭人は西光だといった。だから、西光だけは、平相国へいそうこくがすぐ斬ったではないかといった。
俊寛 (新字新仮名) / 菊池寛(著)