“干鰯船”の読み方と例文
読み方割合
ほしかぶね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とまの隙間から、権十はおかにらんでいた。黒い人影が、雪明りの岸を時折通ってゆく。それがみんな役人に見えてならなかった。隣の干鰯船ほしかぶねへは、まだ八の帰って来た様子もない。
旗岡巡査 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すると隣の干鰯船ほしかぶねから、仲間の八が、とまくって
旗岡巡査 (新字新仮名) / 吉川英治(著)