“常寂光土”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうじゃっこうど50.0%
じょうじゃつこうど50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「尼提よ。お前は仕合せものだ。一たび如来のお弟子でしとなれば、永久に生死じょうじを躍り越えて常寂光土じょうじゃっこうどに遊ぶことが出来るぞ。」
尼提 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
生死即涅槃しょうじそくねはんと云い、煩悩即菩提ぼんのうそくぼだいと云うは、悉くおのが身の仏性ぶっしょうを観ずると云うこころじゃ。己が肉身は、三身即一の本覚如来ほんがくにょらい、煩悩業苦ごうくの三道は、法身般若外脱ほっしんはんにゃげだつの三徳、娑婆しゃば世界は常寂光土じょうじゃつこうどにひとしい。
道祖問答 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)