帳場箪笥ちょうばだんす)” の例文
薄暗い出合茶屋の店先では、奥の客を忘れたように、老婆としより仲居なかいと小女が、帳場箪笥ちょうばだんすによりかかって居眠りしていた。
死んだ千鳥 (新字新仮名) / 吉川英治(著)