“山櫨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんざし62.5%
はまはじ12.5%
やまはじ12.5%
メドラ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゴオドを知つてゐたその中の一人は、挨拶しながら、腕を伸ばして、その香を嗅がせるやうに、山櫨さんざしの花束を彼女の方へ高く差し上げた。
觀るものに月の光は流るれど山櫨はまはじの葉にさらにすずしき
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
観るものに月の光は流るれど山櫨やまはじの葉にさらにすずしき
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
シェイクスピアの作品に現れた花卉樹木の類を集めた庭園で、月桂樹ベイペア山櫨メドラ木瓜ぼけに似た花を付けている榲桲クインス、ホーソーン、えにしだ、等々。
シェイクスピアの郷里 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)