屑片かけら)” の例文
切石の屑片かけらが川の底に転って居てお浦は運悪く其の角を踏んで辷ったのだ、何でも足の裏を一寸ほども切った、其の傷が生長してまで残って居たのみか、足が育つと共に創の痕も育ち
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)