“小學校”のいろいろな読み方と例文
新字:小学校
読み方割合
せうがくかう66.7%
しようがつこう16.7%
しようがくかう8.3%
せうがつかう8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざつみづけて、ぐいとしぼつて、醤油しやうゆ掻𢌞かきまはせばぐにべられる。……わたしたち小學校せうがくかうかよ時分じぶんに、辨當べんたうさいが、よくこれだつた。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
このため兩少年りようしようねん各自かくじ家屋かおくのみならず、重幸少年しげゆきしようねんごときは隣接りんせつした小學校しようがつこう二十戸にじゆつこ民家みんかとを危急ききゆうからすくたのであつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
ぐわつうめにもこゝろいそがれず、つき小學校しようがくかう定期試驗ていきしけんとて飯田町いひだまちのかたに、みかたまけていそへるを、れどもこゝろたのしからず、いゑのさま、町子まちこうへ、いかさまにせん、とはかりおもふ
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
まち小學校せうがつかう校長かうちやうをしてゐた彼女かのぢよをつとは、一年間ねんかんはいんで、そして二人ふたり子供こどもわかつま手許てもとのこしたまゝんでいつた。のこつたものは彼女かのぢよおも責任せきと、ごくわづかなたくはへとだけであつた。
(旧字旧仮名) / 水野仙子(著)